霊芝の寺子屋[れいしのてらこや]

漢方の薬用キノコ霊芝の情報をお伝えするサイトです。

霊芝材とは何か?

kuwagata_160819ブログの記事になりそうな情報を探すために、よくネットで検索をしています。

すると「霊芝材」というキーワードが出てきました。

霊芝(れいし)とどのような関係があるのかを調べてみましたので、今回はそれをお伝えします。

霊芝材とは?

霊芝材とはクワガタの産卵で利用する木のこと。

霊芝を栽培し、収穫し終わった原木を再利用しているようです。

 

霊芝の原木がなぜいいのか?

いろいろと調べてくと霊芝の原木となる木はナラやクヌギだそうです。

これらは硬い木です。

ところが霊芝材として使用される原木は産卵ができるくらいですから、それなりに柔らかくなっています。

 

硬い木が柔らかくなるためには、栽培が関係していました。

原木栽培の特長は原木だけでなく、周囲の土壌の栄養も吸収して大きく生長すること。

つまり原木に含まれている栄養が霊芝に吸われてしまって、硬かった木も柔らかくなってしまったということです。

 

ちなみにどれだけの栄養を吸収しているかが分かる文面がありました。

株式会社医食というメーカーサイトに以下のような文面が載っています。

http://www.ishoku.co.jp/material.html

ハウス内の土には忌地現象(いやちげんしょう:連作を嫌うこと)が現れるので、絶えず温度、湿度、酸素量、光線量、土壌中の菌のバランスを管理しなくてはなりません。

つまり霊芝は畑の栄養を吸ってしまい、連作がしにくいということです。

その栄養を吸収したからこそ、傘が大きい霊芝ができるのですね。

もちろん栽培する原木も同様に栄養を吸い尽くされてしまうため、柔らかくなっていくのです。

その柔らかくなった木が再利用されてクワガタの産卵のための木材となるのですね。

 

まとめ

霊芝材はクワガタの産卵に使用される木材のことでした。

原木栽培で使用されるナラやクヌギといった木はもともと硬い材質ですが、霊芝に栄養を吸い尽くされ、柔らかい木材へと変化していきます。

それを再利用したのが霊芝材だったのです。