漢方の薬用キノコ「霊芝(れいし)」の血流改善効果
漢方の薬用キノコ「霊芝(れいし)」の代表的な効果の1つに血流改善があります。
生活習慣病と呼ばれる高血圧や糖尿病、脂質異常症(以前の高脂血症)などは血流悪化が原因の1つとなっています。
血流を改善することは生活習慣病の症状を改善することでもあるのです。
霊芝には血液サラサラ効果がある
ワーファリン(ワルファリン)という医薬品をご存じでしょうか?
心筋梗塞になった後、血のかたまりである「血栓」が血管につまらないよう予防のために、血液をサラサラにする医薬品です。
霊芝はこのワーファリン(ワルファリン)との飲み合わせが禁忌とされています。
その理由は霊芝と一緒に飲むことで血液がよりサラサラになってしまうため。
つまり霊芝には血液をサラサラにする効果があるということなのです。
他の血液サラサラ素材とどう違うの?
霊芝以外にも血液をサラサラにする効果がある素材として有名なのがミミズです。
ミミズは昔から漢方の世界で「地竜」と呼ばれてきました。
そんなミミズからから抽出されるのが「ルンブルキナーゼ」という血栓を溶かす酵素です。
あの栗本慎一郎さんが脳梗塞後にルンブルキナーゼのサプリメントで元気になったというのは有名な話。
ところがミミズには1つ問題があります。
それは「地竜」の薬効に解熱作用があること。
ミミズは飲むことで体を冷やしてしまうのです。
体が冷えると血管は収縮して血流が悪くなります。
つまりルンブルキナーゼのサプリメントを摂りつづけると、血栓は溶けるかもしれませんが血流改善になるのかは疑問が残るのです。
それに対し霊芝には体を冷やす働きはありません。
霊芝を飲むことで血流が阻害されることはありません。
霊芝は血流を改善し、生活習慣病を改善していきます。
まとめ
霊芝には血液をサラサラにする働きがあるため、血栓をつくらないワーファリン(ワルファリン)との飲み合わせは禁忌です。
このことは霊芝に血液をサラサラにする働きがあることを認めているのです。
また、霊芝同様に血液をサラサラにする素材にはミミズが原料になっている「ルンブルキナーゼ」があります。
しかし、漢方の世界でミミズは「地竜」と呼ばれ、解熱剤として使われます。
つまり、ルンブルキナーゼを摂りつづけると体が冷えて血流が悪くなりますので、血流改善ができるかは疑問が残る素材なので、摂るときには注意が必要です。
もし血流改善をする素材を探されているのであれば霊芝がお勧めです。
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