漢方の薬用キノコ「霊芝(れいし)」の血圧降下・安定作用
健康診断で血圧が高いと言われた、もしくは高血圧で病院から医薬品を処方されているという人は多いです。
日本高血圧学会の「高血圧の話」によると、高血圧の人は約4300万人いるとのこと。
日本人の総人口は2016年4月1日の概算値で約1億2700万人。
乱暴ですが1億2700万人÷4300万人=33.58%となり、約3人に1人は高血圧という状態。
ちなみにこの総人口は子供も含まれているため、それを除外すればもっと多くの人が高血圧となっているのです。
霊芝特有の苦み有効成分「ガノデリン酸」
よく高血圧で医薬品を飲み始めたら一生飲まなければならないと言われます。
だから高血圧の医薬品を飲みたくないという人も多いのではないでしょうか。
しかし、何もしないまま高血圧を放置してしまうのが一番よくありません。
医薬品を飲まない代わりに具体的な行動を起こさなければ、高血圧はドンドン悪化していき、最悪のことが起こるケースもあります。
そのための高血圧改善の1つの選択肢としてあるのが漢方の薬用キノコ「霊芝(れいし)」です。
霊芝を飲んだ経験がある方ならばご存じだと思いますが、霊芝はとても苦いです。
その苦さの正体は、ガノデリン酸という霊芝特有の有効成分。
ガノデリン酸の働きは血圧降下と安定作用です。
ただし血圧は下がればいいというものではありません。
その人の体にとってベストな状態があります。
ガノデリン酸という霊芝特有の有効成分が含まれる霊芝は、高血圧の人の血圧を下げると共に血圧を安定させるという特筆すべき働きがあるのです。
医薬品の場合、血圧を下げる働きはありますが、その人にとってベストな状態にすることはできません。
そのため、医師は毎回、血圧を測ってコントロールするようにしているのです。
なぜ血圧を「安定」させられるのか?
霊芝の効能の1つに「恒常性」と言うものがあります。
恒常性は「ホメオスタシス」とも呼ばれ、体温や血圧などを一定に保とうとする働きのことです。
なぜ霊芝が血圧を下げるだけでなく安定させられるのかというと、この恒常性が働いているからです。
これは霊芝の優れた特長と言えるでしょう。
まとめ
霊芝だけに含まれるガノデリン酸という有効成分は、高血圧を下げるだけでなく、血圧を安定させる働きがあります。
その理由には霊芝に恒常性があるためです。
医薬品のように一方的に血圧を下げるのではなく、その人のベストな血圧にしてくれる霊芝は高血圧で悩んでいる人にとってお勧めの漢方素材と言えます。
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