漢方の薬用キノコ霊芝(れいし)サプリメントの製造方法(細胞壁破壊法編)
霊芝(れいし)サプリメントにはさまざまな製造方法があります。
しかし、それが具体的にどのような製造方法なのか、他の製造方法とは何が違うのかがイマイチ分かりませんよね。
そこで私なりに調べたものをここに書いていきます。
今回は霊芝エキスを抽出するのではなく、霊芝そのものを摂ることができる「細胞壁破壊法」についてです。
微粉末化することで細胞壁を破壊する
細胞壁破壊法とは硬い霊芝の組織を特殊な機械で微粉末化する製法です。
この製造法の特長は霊芝の細胞壁内にある有効成分を抽出するのではなく、直接、細胞壁を破壊することで霊芝の有効成分だけでなく、霊芝そのものも摂ることができるという製造方法です。
https://www.pawafuru.co.jp/safety/laboratory/patent1/
身近な例ですと「すりごま」のようなものでしょうか?
ごまはそのままで摂るよりも、することで中の有効成分が吸収しやすくなります。
これと同じようなのが細胞壁破壊法です。
硬い霊芝は普通には食べることができません。
そのため昔から煎じて霊芝の有効成分を抽出する方法が採られてきました。
細胞壁破壊法の場合、硬い霊芝を細かく粉砕することで、有効成分だけでなく抽出法では捨てていた食物繊維などの部分も全部摂ることができるのが特長です。
微粉末化することでの懸念点
1つ懸念点としてあるのが、この細胞壁破壊法で細かくした霊芝の微粉末が本当に腸で吸収されるのかということです。
粉末にした大きさによっては、腸は吸収できません。
いわゆる「分子量」というものです。
高分子は分子量が大きいことを指し、低分子だと分子量が小さいことを指します。
腸で吸収するためには霊芝の微粉末も低分子である必要があるのです。
本当に細胞壁破壊法で細かくした霊芝の微粉末が本当に吸収できる分子量なのか調べられませんでした。
まとめ
「細胞壁破壊法」は有効成分のエキスを抽出するのではなく、硬い霊芝そのもの特殊な機械で霊芝を粉砕、微粉末化したものです。
そして特長は硬い細胞壁をも壊すことで、霊芝の有効成分を十分に摂れるというもの。
このことにより抽出法では捨てられてしまっていた食物繊維などの部分も全てまとめて摂れます。
循環多段式加圧抽出法でも抽出率が約40%なのを考えると画期的な方法です。
ただし懸念点として挙げられるのは、この細胞壁破壊法で微粉末化した霊芝が腸で吸収できるほど小さいものなのか、ということです。
懸念点はあるものの今までの「抽出」という製法とは異なった製造方法なので、試してみる価値はありそうですね。
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