霊芝の寺子屋[れいしのてらこや]

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霊芝(れいし)サプリメントの1錠当たりのエキス量が簡単に分かる計算式

keisan_160713漢方の薬用キノコ霊芝(れいし)をいざ購入しようとするとき、1錠にどれくらいのエキスが入っているのか分からなくて困ったことはありませんか?

各メーカーのサイトを見ていると、思いの外1錠当たりの霊芝エキス量が記載されていません。

そのため今回は一般的な霊芝サプリメントのエキス量を簡単に推定できる計算式をお伝えします。

熱水抽出法やアルコール抽出法限定の計算式

今回、ご紹介するのは多くの霊芝サプリメントで霊芝エキスを抽出するのに使用されている熱水抽出法やアルコール抽出法のもの限定です。

 

熱水抽出法やアルコール抽出法の抽出率は約8%。

これを基にして計算していきます。

 

今回、東証1部上場の日産化学の「日産霊芝<粒状>」で計算してみます。

日産霊芝は抽出法が明確に表記されていること、そして1箱当たりの霊芝エキスが表記されているため計算しやすいので事例として取り上げました。

マンネンタケ(霊芝)のよく完熟した子実体(キノコ)を乾燥させ、熱水抽出し、乾燥粉末としたものを主原料としています。主原料の霊芝エキスは、1箱中に、霊芝エキス6,000mg(乾燥子実体75g相当)が入っています。個別アルミ包装で、携帯に便利かつ衛生的に仕上げました。苦味を糖衣で包んだ「粒状」と、ほろ苦さを残した「散粒」の2タイプからお選びいただけます。1日2袋(1箱25日分)くらいを目安にお召し上がり下さい。

●日産霊芝<粒状> 2粒入 50袋(1箱)

この文面から以下のことが分かります。

抽出方法は熱水抽出法を採用している。

1箱中に乾燥子実体75g相当が入っている。

1箱中に6,000mgの霊芝エキスが使用されている。

1箱中100錠(2×50袋)の霊芝サプリメントが入っている。

 

今回、あえて2つの計算式を使います。

エキス量から算出する方法

今回は情報がたくさんあるので、計算がしやすいです。

 

■1箱当たり霊芝エキス6,000mg÷1箱当たりの錠数100錠=60mg

 

つまり日産霊芝<粒状>には1錠当たり60mgの霊芝エキスが入っていることが分かります。

抽出率からエキス量を割り出す方法

こちらは情報が少ないときに役立つ方法です。

1箱中のエキス量を算出する

今回、1箱中に乾燥子実体75gが入っていることが分かっています。

また熱水抽出法を使っています。

ここからエキス量を算出するのは以下のような計算式です。

 

■1箱当たりの乾燥子実体75g(75×1,000=75,000mg)÷熱水抽出率8%=6,000mg

※エキス量はmgで表示されるので乾燥子実体もmgに換算するのがポイントです。

 

つまり1箱中のエキス量は6,000mgとなり、表記されている量と同等です。

あとは先ほどの「エキス量から算出する方法」の計算式と同じです。

 

熱水抽出法やアルコール抽出法の抽出率は約8%なので、これを頭に入れておくと算出しやすいです。

 

まとめ

霊芝のサイトで1錠当たりの霊芝エキスがどのくらい入っているのか分からないときは少ない情報から算出することも可能です。

 

そのときにどのような製造方法が採られているのかが計算するときのポイント。

一般的には熱水抽出法やアルコール抽出法で霊芝エキスを抽出しているものが多いので、「抽出率約8%」という数字を覚えておくと計算するときに便利です。

 

ちなみにこんな計算をしなくても1錠当たりどれくらいのエキスが入っているかをサイトに記載してくれれば済むことなので、各メーカーは表記をして欲しいですね。