漢方の薬用キノコ「霊芝(れいし)」は動脈硬化に効く
先日、インターネットのニュースを見ていたら「メナード、霊芝エキスに『動脈硬化の初期段階』に働く機能を発見」という記事を(「訪販ジャーナル」 2016年4月25日号 4ページ)見つけました。
http://www.syogyo.jp/news/2016/04/post_014864
リリースを出したのは日本メナード化粧品(以下、メナード)。メナードは化粧品メーカーとしては珍しく霊芝(れいし)のサプリメントを販売している会社。
そのメナードが霊芝エキスには動脈硬化の初期段階に働く機能を発見したというのです。
動脈硬化とは?
「動脈硬化」という言葉をよく聞くと思います。
動脈硬化とは、動脈の内壁が血圧や血糖によりダメージを受け、さらにはコレステロールや脂肪がたまることで血管内を狭くするだけでなく、血管自体から柔軟性を奪って硬い状態にすることです。
この状態を放置すると高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病が悪化。最終的には硬く狭くなった動脈に血のかたまりである血栓が流れることで血管内が詰まり、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞になってしまう怖い症状です。
日本人の死因トップ3のうち、第2位は心疾患(15.8%)で、第3位は脳血管疾患(10.3%)となっています。
この2つの病気の原因となっているのが動脈硬化。
心疾患と脳血管疾患の死因における割合を足すと26.1%となり、なんと日本人の4人に1人は動脈硬化が原因で亡くなっていると言い換えることができるのです。
霊芝は動脈硬化に効果あり
そもそも霊芝には血液をきれいにしていく血液浄化作用があります。
動脈硬化は血流も悪化させますので、霊芝によって血液の質が改善されれば動脈硬化の改善にも役立ちます。
今回の発表では「動脈硬化の初期段階に働く機能」を発見したとのこと。
それは従来から霊芝が血液や血流に良いと言われてきたことを、より強固に裏付けることとなります。
動脈硬化の初期段階ということは、健康な人が飲み続けていれば動脈硬化になりにくくなると言えるでしょう。
霊芝というと病気になったら飲むものというイメージがありますが、健康な体づくりのためには、霊芝を病気になる前の「未病」の段階から飲んでおいた方がより効果が出そうですね。
まとめ
霊芝には日本人の死因第2位と第3位の原因となる動脈硬化の初期段階に働く機能があるということ。
もともと霊芝には血液浄化作用があるため、血流悪化が原因となる高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病などにも効果があると考えられます。
健康なとき、もしくは未病のときから霊芝を飲んでおけば、より健康維持ができますので、早めの段階から霊芝を飲み続けることがお勧めです。
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