漢方の薬用キノコ「霊芝(れいし)」は癌(がん)予防に効果があるのか?
漢方の薬用キノコの霊芝(れいし)の効能効果の1つに抗癌(がん)作用があります。
しかし、できることならがんにならないことがいいですよね。
そのために霊芝は何ができるのか?
今回はそのことについてお伝えしていきます。
がん細胞は毎日、できている
ご存じの人も多いかもしれませんが、がん細胞は1日5,000個もできます。
それらが検査結果で「がん」として発見されるまでの期間は10~20年。
つまりその間にがん細胞の増殖を抑え込んでいけば、いわゆる「がん」にはならないわけです。
この長い期間をどのように過ごすかがとても大事になってきます。
がんを発症するためには免疫力が低下し、日々のがん細胞の増殖を食い止められなくなっていくことから始まります。
免疫力が下がる原因は平熱の低下や腸内環境の悪化、加齢など数多くあります。
太ももの筋肉を鍛えて平熱を上げる
ご存じのようにがん細胞は高熱に弱いのが特徴です。
免疫力は平熱が高いと活性化しますので、平熱が35℃台などの低い人は毎日の生活の中で意識して平熱を上げましょう。
体内で熱を作っているのは主に筋肉ですので、1日20分以上のウォーキングにより体内で一番大きい太ももの筋肉を鍛えることがポイント。
ここを鍛えることでより熱を効率よく産生し、平熱が上がるようにしてくれます。
腸内環境を改善する
悪玉菌が優勢になった腸内環境は腸の働きが鈍り、便秘傾向になります。
このような状態になると人体の約60%の免疫細胞が存在する腸管免疫の働きも鈍くなり、全身の免疫力も低下するのです。
腸内環境を整えるためには、食物繊維が豊富な野菜やキノコ類、乳酸菌が豊富なヨーグルトなどの乳製品を積極的に摂取することがポイント。
また、大きいストレスを抱えると自律神経が乱れ、腸内環境が悪化しますので、ストレス解消をすることも1つの方法です。
これらのことを実践し、腸内環境を善玉菌優勢の状態に持っていくことで、腸管免疫も働きやすくなっていきます。
食事やサプリメントなどで免疫力を上げる
20歳の免疫力を100としたとき、70歳では1/10の10まで落ちることをご存じでしたか?
加齢により免疫力は知らないうちに低下していきます。
上記2つの方法を試すことも大事ですが、それ以外にもニンニクやショウガなど体を温める野菜を摂ったり、免疫力を高めるサプリメントを日頃から摂取したりすることもお勧めです。
漢方の薬用キノコ霊芝には発がんを予防する働きがあるという結果を持って特許を取っているのが日本大学です。
日本大学では安全で有効は発がん予防剤を提供することを目的とし、霊芝に含まれるトリテルペン系化合物やステロール系化合物にその効果があることを見つけ、「発がん予防剤」の特許を取得しています。
もともと霊芝には抗がん作用や免疫力向上・調整作用があることから、この特許は妥当なものであると考えられます。
霊芝を日頃より健康のために服用し続けることは、免疫力を維持できるため、がん細胞の増殖防止に一定の役割を果たすことができる素材と言えるでしょう。
まとめ
がん細胞が増殖し、がんと認識されるまで長い時間が掛かります。
その間、がん細胞をいかに抑え込み、がん化しないようにするかがポイントになってきます。
そのために必要なことは、日常生活の中で平熱を36℃台後半まで高めることと免疫力を高めておくことです。
とくに加齢とともに免疫力は低下してしまうので、意識して免疫力を高める努力が必要です。
霊芝には抗がん作用や免疫力向上・調整作用があるだけでなく、日本大学も発がん予防剤で霊芝の特許を持っています。
免疫力は知らず知らずのうちに低下していくので、日頃から霊芝の服用をお勧めします。
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