抗癌(がん)剤の副作用軽減に霊芝(れいし)は役に立つのか?
癌(がん)治療の三大治療(標準治療)の1つである抗がん剤治療。
がん患者さんの多くの人が行っています。
先日、知人から知り合いががんになったとのことで「霊芝はがんに良いのか?」との連絡が来ました。
そこで今回、霊芝はがん治療にどのように役立つのかを考えていきます。
抗がん剤の副作用
抗がん剤を使うケースは主に2つあります。
1つは手術前にがん細胞を小さくしたり、進行を遅らせたりするために投与するケース。
もう1つは手術後に摘出しきれなかったがん細胞などをたたくためのケース。
どちらにしても副作用は主に嘔吐や脱毛、便秘、下痢など、とてもきついイメージがありますし、実際、あまりのつらさに耐えきれなくて抗がん剤治療を止められたがん患者さんもいます。
抗がん剤の副作用として忘れてならないのが免疫力や体力の低下。
抗がん剤でがんをたたくとき、がん細胞以外の正常な細胞も一緒にたたいてしまうことが原因です。
霊芝は抗がん剤の副作用軽減に役に立つのか?
がんと闘うには自分の免疫力や体力がないと抗がん治療は本当に厳しいです。
霊芝には抗がん作用や免疫力向上作用があります。
とくに抗がん剤治療には免疫力低下が伴うことも多いので、免疫力の向上はがんとの闘いには必要になってくるのです。
もちろん霊芝だけで抗がん剤治療の副作用がすべてなくなる訳ではありません。
ただ霊芝は昔から民間ではがんに対して一定の評価を得てきた薬用のキノコです。
そのため霊芝を利用しない手はないと思います。
株式会社東洋新薬では、鹿角霊芝で免疫賦活剤の特許を取得しており、特許公報には以下のような記述があります。
鹿角霊芝処理物を有効成分とする免疫賦活剤もしくは、免疫賦活剤を含有する食品を提供する。この免疫賦活剤もしくは食品は、優れたマクロファージ貧食能をならびに種々のガン細胞増殖抑制作用を有するため、免疫機能の低下予防ならびに改善目的に使用することができる。
このことからも一定の効果はあると考えます。
加えて抗がん剤治療では、平熱を上げることや糖質制限食なども併せて実施すると効果が上がります。
免疫力は平熱と密接な関係があり、がん患者さんの多くは平熱が低下傾向に。
がん細胞は平熱が低いと活性化しやすく、平熱が上がると不活性になります。
反対に免疫力は平熱が低いと不活性化し、平熱が高いと活性化するのです。
そのためにも最低でも平熱を37.5℃まで上げることを目標にするといいでしょう。
またがん細胞のエサは糖質です。
お米やパンなどの炭水化物だけでなく、ニンジンやとうもろこしなどにも糖質は含まれているのです。
できるだけ糖質を摂らないようにすることはがん細胞を兵糧攻めにする効果があります。
霊芝と一緒にこの2つをやることは抗がん剤治療の副作用軽減に役立ちます。
霊芝を利用するときには併せて行うことをお勧めします。
まとめ
「霊芝はがんに良いのか?」という知人からの連絡においての回答は「100%ではないが霊芝の作用は抗がん剤の副作用軽減ができるので、試してみる価値はある」というもの。
その際に平熱を上げること、そしてできるだけ糖質を摂らないようにすることも勧めました。
抗がん剤治療の副作用を考えるとまずはがんと闘うための体力と気力を整えることが大切です。
知人の知り合いの抗がん剤の副作用軽減に霊芝が役立つことを祈っています。
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